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財務の話

財務専門官

財務専門官とは、国の財務を取り仕切っている財務省の地方支部局である財務局において、財務省の行う財務業務や金融長官からの任意によって金融庁の地方業務を行う職員の事を指します。

基本的には、財務と金融に対して高い能力と知識を備えた国家公務員であり、財政での投資資金の供給や、国有財産を有効活用する業務や、地方支部局の管轄する範囲内の金融機関に対して、監督や検査を行い、証券取引などが公平に行われているかどうかを監督する業務を行っています。

財務局において、財務省の業務と金融庁からの業務とを執り行う財務専門官の仕事は多岐にわたり、主に財政や国有財産の管理と、銀行や証券取引を監視する業務になりますが、やはり大きく分けると財政に関わるものと、金融にかかわるものの二つに分けられます。

財政の業務においては、予算執行調査、財政投資、国有財産の有効活用、災害立会などがあります。

予算執行調査では、国が行っている様々な公共事業や社会保障などの予算の編成について、その予算の使い方が適正であるかどうか、過不足が出ていないか、効率的に予算を利用しているか、予算の無駄遣いをしていないかどうかといったことを調査し、確認を行います。

財政投融資では、地方の公共団体が公共的な建物や施設、例えば上下水道の整備や学校、病院の建設などを行う場合、国がこれに対して長期的で低金利の資金融資や出費をする「財政投融資」を行うため、その財政状況などを調べて貸し付けなどを行います。

国有財産の有効活用では、国が建設した施設や土地などの国有財産を管理し、売却や貸し出しなどを行って地方が活性化できるようにしたり、災害時などではこうした施設や国有地を仮設住宅の用地として利用できるように手配をします。

災害立ち合いでは、台風や洪水、地震などの災害によって、堤防や道路などの公共施設が被害を受けて際に、速やかにその状況を調査し復旧にかかる費用を調べ、この修繕などを行って生活を安定させていきます。

この一方、金融にかかわる業務では、地方銀行や信用金庫、信用組合といった管轄地域の金融機関に対する検査や監督を行い、これらの財務の健全性やリスク管理が正しく行われているかなど調べ、場合によっては業務改善命令などを行使し、地域経済の安定化を図るほか、証券会社などに検査や確認を行い、インサイダー取引など金融商品取引法に違反していないかどうかを監視を行っています。

またこの他では、財務局の管轄する地域の経済に関わるデータなどを収集して分析し、財務省へ伝え、これをもとに財務省が行う経済施策の内容を、再び地方経済へとフィードバックすることも行っており、これにより地方の状況を国に反映させ、国からの施策を地方にまで行き渡らせるという業務も行っているのです。

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